2015/08/31

2015年8月の配当金収入

今年は、東京で8日連続の猛暑日を記録するなど、非常に暑い夏という印象でしたが、8月下旬から急に涼しくなりました。このぐらいの気候が続くとうれしいですね。

さて、8月分の配当金がすべて入ってきたので、今月も配当金の集計を行いました。
8月はPOT、KMIの資源関連銘柄から配当金を受け取りました。ともに株価は軟調ですが、配当金は今のところ維持されています。

銘柄税引き前配当外国税所得税地方税税引き後配当
POT4,6757016081983,168
KMI6,048604005,444
合計10,7231,3056081988,612


配当金の推移は以下の通りです。

ここ数か月、中国の景気減速の影響のためか、米国株が軟調に推移しており、特に資源株が大きく下げています。私の保有銘柄でいえば、金鉱株のABXや石油株のBPは資源価格下落に伴い、減配もありうるのではないかと思えるほど業績が落ちています。投資している私が言うのもなんですが、金鉱会社や石油会社は大手と言えど市場シェアがそれほど大きくなく、規律あるマーケットの維持(大手の自主的な減産による資源価格下落防止)が容易でない業種であるように思えます。
一方、肥料株のPOTはリーマンショック時も一定の利益を残しており、主力のカリウム鉱石事業で寡占に近いポジションを持っている点や、長期的にも人口増加や新興国の肉食化に伴う肥料用穀物需要増大の恩恵を受け得る点が魅力的であり、価格次第では買いの好機ではないかと感じています。

2015/08/23

BLKを購入

BlackRock (BLK) を約310ドルで16株購入しました。

BLKは4兆ドル以上の資産を運用しており、世界最大の機関投資家と呼ばれることもあります。
ファンド(投資信託やETFなど)を運用し、運用手数料で稼ぐというビジネスモデルです。
購入にあたってのポイントは以下の通りです。

Pros
・ 手数料ベースの安定した収益構造 (2008年の金融危機時も着実に利益計上)
・ 世界トップクラスのシェアを有し、競合会社に対して規模の経済で優位

Cons
・ Vanguardとの競合



以下はBLKの運用資産構成です。
(BLK 2015Q2決算プレゼンテーションより)



収益の構成は以下の通り。Base Feesが収益の大部分を占めています。
(BLK 2015Q2決算プレゼンテーションより)



費用の構成は以下の通り。人件費や事務経費など、変動リスクが少ない、固定費が大部分を占めていることが分かります。
(BLK 2015Q2決算プレゼンテーションより)



多くの場合、運用手数料は運用資産の時価にあらかじめ定めた手数料率を乗じて算出します。このため、株価や債券価格が暴落し、運用資産の時価が縮めば、収入は減少することになります。
ただし、そもそも営業利益率が高いBLKは、2008年の金融危機の前後にも安定して利益を出しています。


また、運用資産の増大によりトップラインは伸びており、さらに自社株買いも相まって、一株利益は右肩上がりで成長しています。


株主利益度外視に近いビジネスモデルであるVanguardにシェアを食われている感もありますが、資産運用市場自体の成長や、Vanguard以外の運用会社に対する規模の優位を活かし、今後も当面は年率10%を超えるペースで成長を続けてくれるのではと期待しています。


現在の保有株と予想年間配当金はこちらです。
BLKの購入により予想年間配当金は約100ドル増加しました。

#Est. Div. / shareEst. Div.Fore. TaxDome. TaxNet Est. Div.Note
1349120$4.13$495.600%20.315%$394.92
ABX300$0.20$60.0015%20.315%$40.64
AIG100$0.50$50.0010%20.315%$35.86
AXS100$1.16$116.000%20.315%$92.43
BLK16$8.72$139.5210%20.315%$100.06
BP100$2.40$240.000%20.315%$191.24
GOOGL10$0.00$0.0010%20.315%$0.00
IBM25$5.20$130.0010%20.315%$93.23
JNJ50$3.00$150.0010%20.315%$107.57
KMI100$1.92$192.0010%0%$172.80NISA
MOAT100$0.42$41.6010%0%$37.44NISA
POT100$1.52$152.0015%20.315%$102.95
TRV50$2.44$122.0010%20.315%$87.49
UL100$1.28$127.600%0%$127.60NISA
$2,016.32$1,584.25

2015/08/01

2015年7月末の投信積立状況

例によって世界経済インデックスファンドを5万円積み立てました。
こうしてグラフにしてみると、思いの外、価格変動が小さいです。



資産構成比は株がやや低下しています。
中国の株安が新興国に飛び火するとひと波乱あるかもしれません・・

世界経済インデックスファンドの資産構成推移(SMTAM社・運用レポートより作成)
国内債券国内株式外国債券外国株式新興国債券新興国株式その他合計
基本組入比率5%5%27.50%27.50%17.50%17.50%0%100%
資産構成比 2015.01.303.62%5.36%27.32%28.59%16.56%16.99%1.57%100%
資産構成比 2015.02.273.53%5.61%26.71%29.39%16.03%17.09%1.66%100%
資産構成比 2015.03.313.69%5.68%27.27%29.12%16.25%16.85%1.12%100%
資産構成比 2015.04.303.67%5.66%26.89%28.44%16.47%17.65%1.21%100%
資産構成比 2015.05.293.59%5.78%26.86%28.98%16.27%17.17%1.35%100%
資産構成比 2015.06.303.72%5.76%27.31%28.61%16.41%16.78%1.41%100%