2018/01/26

SNX (SYNNEX Corporation)を購入


125ドルで40株購入しました。Synnex社はIT機器の卸売や業務の請負を行っている会社です。IT機器の卸売といっても単に販売するだけでなく、導入や運用のサポートまで行っており、コンサルティング会社に近い業態です。

業績の推移は以下の通りです。純利益(黄緑色)が2002年→2016年で8.5倍、EPSは同時期に5倍に伸びています。リーマンショックのあった2008年前後も業績は安定しており、好感が持てます。

販売だけでなく運用サポートを行っていることで、景気循環に影響されにくい安定した業績につながっているのだと思います。今後も安定的に成長してくれればと思います。

(出所:Synnex社の10Kより集計)

なお、2013年のEPSが前後の年と比べて落ち込んでいますが、Synnex社の10Kによれば、転換社債の償還に伴いDiluted EPS計算用の利益が下押しされたためです。また、2013年だけ# sharesが突出していますが、これは# sharesをNet income ÷ Diluted EPSとして概算しているため、前述のDiluted EPSの下押しが影響しています。

2018/01/20

2017年の配当金収入は232,634円でした。


年間配当金の推移は以下の通りです。2016年は減配や円高で2015年よりも減少してしまいましたが、その後コツコツと買い増ししたことにより、2017年の配当金収入は過去最高の232,634円となりました。


2018年もコツコツと買い増しをしていきたいところですが、全世界的に株高となっており、慎重に投資を行いたいと思います。もう少し株価が下がったら買いたいなと考えている銘柄はいくつかありますので、焦らずウォッチを続けたいと思います。

2018/01/13

2017年12月の配当金収入は39,775円でした

1.配当金の推移

12月の配当金収入は、税引前で48,961円、税引後で39,775円でした。

これまで12月の配当金は2015年の28,641円が過去最高でしたが、これを一万円ほど上回りました。各保有銘柄の増配のほか2017年にNISA口座で重点的に購入したPFFなどの配当金が貢献しています。



2.銘柄ごとの内訳


Ticker 配当金等金額(円) 外国源泉徴収額(円) 国内所得税(円) 国内地方税(円) 税引き後配当(円)
PFF 5,403 540 0 0 4,863
UL 4,740 0 725 237 3,778
UL 4,740 0 0 0 4,740
IBM 4,224 422 582 190 3,030
ABX 1,002 150 130 42 680
JNJ 4,728 472 651 212 3,393
HRTG 5,881 588 810 264 4,219
BP 6,733 0 1031 336 5,366
MOAT 5,125 512 0 0 4,613
AIG 3,597 359 495 161 2,582
PFF 2,788 277 0 0 2,511
Total 48,961 3320 4424 1442 39,775

ULについては特定口座とNISA口座で100株ずつ保有しているため、2行に表示されています。また、PFFについては、毎月10日ごろに配当金が入ってきますが、12月は29日にも配当金が入金されました。Nasdaq(リンク)にPFFの配当金の推移が掲載されていますが、例年、12月は2回配当金を出しているようです。

なお、HRTGは先日売却してしまったので、私が配当金を受け取るのは、おそらくこれが最後となります。

2018/01/08

HCA (Hospital Corporation of America)を購入

約87ドルで55株購入しました。毎日積み立てることとした積立NISAを例外とすれば、2018年の最初の投資となります。


1.HCAの概要
HCAというと何をやっている会社か分かりませんが、Hospital Corporation of Americaの略で、病院を経営しています。2016年末時点で、米国で164、英国で6の病院を経営しており、米国でも最大級の病院です。米国内ではカリフォルニア州やテキサス州など、どちらかというと南の地域に展開しています。

2.過去の業績
下表のとおり、HCAは病院経営で稼いだ利益を事業拡大や自社株買いに回すことで、EPSを成長させています。事業拡大ばかりに注力せず、堅実に株主還元を行う経営スタイルは私の好みに合っています。
ただし、普通配当(四半期ごとの配当金)は出していません。株価が割高な場合、自社株買いよりも配当の方が株主としては好ましいので、自社株買い一辺倒の株主還元はどうかとも思います。

(http://investor.hcahealthcare.com/annual_reportsより作成)

(1)Revenues(売上
2012:$33,013M→2016:$41,490Mへと増加しています。
年成長率(CAGR)は6%です。

なお、HCAが経営している病院の数は年々増加しており、か病院一つあたりの売上だけでなく、病院の総数の伸びも売上増加に貢献しています。

(2)Net income(純利益
2012:$2,006M→2016:$3,432Mへと増加しています。
年成長率(CAGR)は14%です。

純利益の年成長率は、売上よりも大きくなっており、利益率が高まっていることが分かります。病院においてもITの活用が進んでおり、特に米国最大級の病院ネットワークであるHCAにとっては、スケールメリットを享受しやすい環境ができていると思います。

(3)EPS(一株利益
2012:$3.49→2016:$7.30へと増加しています。
年成長率(CAGR)は20%です。

前述の純利益の成長に加え、自社株買いによる発行済株式数の圧縮によりEPSを高めていることが分かります。

3.今後の期待
HCAは基本的に配当を出していないため、配当金ブログの趣旨には反しますが、株価上昇に期待しています。病院は景気に左右されづらい業種だと思います。実際、リーマンショックがあった2008年前後でも安定して利益を出しており、いつか来るであろう次の不景気も乗り越えてくれるものと期待しています。

2018/01/04

PFF(米国優先株ETF)を20株買い増し



2017年のNISA枠が10万円ほど残っていたので、PFFを20株買い増ししました。
既に保有していた250株と合わせ、PFFは270株だけ保有しています。ちなみに、すべてNISA口座で2017年に購入しました。

PFFの概要については、初回購入時の記事(http://dividend-life.blogspot.jp/2017/03/pffetf100.html)をご参照ください。