- AXS(Axis Capital)はバミューダにある保険会社です。2014年に45ドルで100株購入しましたが、利益率の低迷が続いているため先日60ドルで売却しました。
- AXSは自社株買いや連続増配を続けてくれており、株主還元に熱心な会社ではありますが、ここ数年、再保険事業の低迷が続いています。当面は好転する見込みがないと感じるため、売却することとしました。
- 以下は、AXSの一株純資産(青)と累計配当金(白)の推移です。2016年ごろまでは順調に右肩上がりでしたが、2017年以降は純損失計上により一株純資産(青)の減少が続いています。
2019/05/31
AXS(Axis Capital)を売却
利益率の低迷が続いているAXSを売却しました
2019/05/29
中国版Twitter、WB(ウェイボー)を購入
中国版Twitter、WB(ウェイボー)を購入しました
- 米中貿易問題で割安感が出てきたため、チャンスと思い62.5ドルで80株購入しましたが、購入後に大きく下げたためこのブログを書いてる時点で既に大幅な含み損です。しかし、株価の割安感は更に増しており、タイミングを見て買い増ししたいと考えています。
- WB(ウェイボー)の業績の推移はこちらです。黒字となった2015年以降、売上高、当期純利益ともに年率数十%の高い成長を続けています。
- 利益率の推移は以下の通りです。IT企業らしく、operating marginとnet marginともに40%近い高い水準にあります。
- 一株当たりの指標の推移はこちらです。売上高、純利益ともに勢い良く伸びており、2018年のEPSは2017年より57%増えています。
- EPSの伸び率は徐々に鈍化していますが、ユーザー数の増加や客単価のアップを上手く実現できれば、数年後にEPSで5ドル、十年後にEPSで10ドルといった水準へ成長してくれるのではと期待しています。
2019/05/25
2019年4月の配当金収入
配当金収入は、税引き後で34,572円でした
年初からの累計配当金
年間配当金の推移
- 内訳は以下の通りです。AIG、TRV、AXSと保険株が多めです。
年初からの累計配当金
- 年初からの累計配当金は、税引き後で146,519円となりました。
- 2018年の後半にBSV(短期債券ETF)を大量に購入した効果で、2018年の前半と比べると、累計配当金は倍近いペースで増加しています。
年間配当金の推移
- ブログを開始した2013年以降の年間配当金の推移です。
- 米中貿易摩擦で、株式市場全体が下がり始めました。米国株は全体としてまだ割高感があると思いますが、もし魅力的な価格まで下落する銘柄があれば買い増しを検討していきたいです。
2019/05/05
2019年5月5日の運用資産
GW後半で少し暇になってきたので、運用資産を集計してみました。少しざっくり集計している部分もありますが、合計で3700万円ほどでした。
時価の49%が株で、残り51%は債券や現金(アジア国債ETF、米国短期債券ETF、現預金)という構成になっています。個人的にはリーマンショック後の経済成長もそろそろ終盤に突入したと感じているため、今から現預金の比率を下げるつもりはありません。ただし、株価上昇の波に乗り遅れてしまった感は否めないため、足元の株価上昇を見ていると少し歯がゆく思います。
ちなみに集計にはGoogle spreadsheetを使用しており、投資信託と現預金以外の時価はgooglefinance関数で取得しています。例えばIBMの場合、「=googlefinance("IBM","price")」と入力すると、直近の時価を表示することができます。株価以外に一株利益やPERを表示することができ、ポートフォリオ管理をクラウド上のGoogle spreadsheetで自動化できる大変便利なツールです。ただし、googlefinance関数は東証上場の日本株には対応していません。このため、アジア国債ETF(東証に1349として上場)は香港上場のTickerである2821として集計しています。
個別の銘柄を見ていくと、含み益率が最も高いのはAlphabet(Google)の137%、含み損率が最も高いのはBarrick Goldの-50%となっています。
ブログのタイトルの通り、Buy & Holdを基本としているため、よほどのことがない限りは売却する気がありませんが、それでも業績の低迷が続いており好転する兆しのない銘柄は売却したほうがいいのではと思うことがあります。最近懸念している銘柄は、Barrick Gold、AIG、Axis Capital、IBM、Stericylceです。
Barrick Goldについては、金価格の低迷により業績の低迷が続いています。本当に金価格次第なところがあるので、何かのきっかけで金価格が急騰すれば業績と株価は持ち直すはずで、金価格の上昇を待つかどうか我慢比べの状態です。
AIGとAxis Capitalはいずれも保険会社ですが、ここ数年間は保険引き受け損益が安定しておらず、また、利益率の低下が著しいです。保険引き受け損益が安定しない場合、資産運用で利益を稼ごうとして大失敗をしてしまうのではという懸念があり、今のうちに売却してしまったほうがいいのではと感じています。
IBMは競合企業にビジネスを奪われてしまっており、売上高の減少が続いています。IBMもクラウド事業等に力を入れていますが、ここ数年間じり貧の状態にあります。もともと、バフェットがIBMに投資したことをきっかけにIBMへの投資を検討し始めましたが、いつの間にかバフェットがIBMを売却してしまっており、バフェットに乗っかってみたものの、はしご外されてしまった感があります。
Stericylceは医療廃棄物処理会社です。専門性が高く参入障壁が高いと考えられ、実際、投資する直前まで十年以上にわたり見事なEPS増加トレンドを示していました。ただし、自分が投資をした直後から利益率が急激に低下し、以前とは別の企業のような惨状となっています。業績回復の兆しが一向に見えないため、損失確定をしたほうがいいのではと考えています。
時価の49%が株で、残り51%は債券や現金(アジア国債ETF、米国短期債券ETF、現預金)という構成になっています。個人的にはリーマンショック後の経済成長もそろそろ終盤に突入したと感じているため、今から現預金の比率を下げるつもりはありません。ただし、株価上昇の波に乗り遅れてしまった感は否めないため、足元の株価上昇を見ていると少し歯がゆく思います。
ちなみに集計にはGoogle spreadsheetを使用しており、投資信託と現預金以外の時価はgooglefinance関数で取得しています。例えばIBMの場合、「=googlefinance("IBM","price")」と入力すると、直近の時価を表示することができます。株価以外に一株利益やPERを表示することができ、ポートフォリオ管理をクラウド上のGoogle spreadsheetで自動化できる大変便利なツールです。ただし、googlefinance関数は東証上場の日本株には対応していません。このため、アジア国債ETF(東証に1349として上場)は香港上場のTickerである2821として集計しています。
個別の銘柄を見ていくと、含み益率が最も高いのはAlphabet(Google)の137%、含み損率が最も高いのはBarrick Goldの-50%となっています。
ブログのタイトルの通り、Buy & Holdを基本としているため、よほどのことがない限りは売却する気がありませんが、それでも業績の低迷が続いており好転する兆しのない銘柄は売却したほうがいいのではと思うことがあります。最近懸念している銘柄は、Barrick Gold、AIG、Axis Capital、IBM、Stericylceです。
Barrick Goldについては、金価格の低迷により業績の低迷が続いています。本当に金価格次第なところがあるので、何かのきっかけで金価格が急騰すれば業績と株価は持ち直すはずで、金価格の上昇を待つかどうか我慢比べの状態です。
AIGとAxis Capitalはいずれも保険会社ですが、ここ数年間は保険引き受け損益が安定しておらず、また、利益率の低下が著しいです。保険引き受け損益が安定しない場合、資産運用で利益を稼ごうとして大失敗をしてしまうのではという懸念があり、今のうちに売却してしまったほうがいいのではと感じています。
IBMは競合企業にビジネスを奪われてしまっており、売上高の減少が続いています。IBMもクラウド事業等に力を入れていますが、ここ数年間じり貧の状態にあります。もともと、バフェットがIBMに投資したことをきっかけにIBMへの投資を検討し始めましたが、いつの間にかバフェットがIBMを売却してしまっており、バフェットに乗っかってみたものの、はしご外されてしまった感があります。
Stericylceは医療廃棄物処理会社です。専門性が高く参入障壁が高いと考えられ、実際、投資する直前まで十年以上にわたり見事なEPS増加トレンドを示していました。ただし、自分が投資をした直後から利益率が急激に低下し、以前とは別の企業のような惨状となっています。業績回復の兆しが一向に見えないため、損失確定をしたほうがいいのではと考えています。