2021/05/30

2021年5月30日の運用資産

 運用資産は5963万円になりました

  • 前月は5954万円だったので見かけ上は9万円増えていますが、5月は給与口座から10万円入金していますので、実質、1万円減となりました🥲


ポートフォリオ構成

  • 先日、三井不動産と双日を売却して三菱地所に追加投資しましたが、これと同様に、何銘柄か売却した上で、割安感のある銘柄に追加投資することを検討中です。
  • 売却候補としては、高成長に陰りが出つつあるデータ分析プラットフォームのAlteryx、値上がりしすぎた感のある小売りチェーンのTractor Supply、なかなか黒字化が見えない中国ヘルステック最大手のPing An Healthcareあたりを考えています。いずれも将来に期待して購入している銘柄のためなかなか売却に踏み切れないのですが、相対的に割安感のある銘柄に資金を振り分けていきたいです。
  • 追加購入の候補としては、Amazon、Microsoft、Ping An Insurance、Tencentの4社が気になっています。クラウド事業であったり、金融事業であったりと、それぞれの事業領域で着実に成長してくれると期待しており、200〜300万円くらいまでポディションを拡大したいと思っています。

2021/05/23

三井不動産と双日を売却し、三菱地所を買い増し

ポートフォリオを整理

  • コロナによる株価下落を機にあれこれ新規投資しましたが、少し手を広げ過ぎた感があるので、現在のバリュエーションや、今後の見通しも考慮したうえでポートフォリオを整理ていきたいと考えています。今回は三井不動産と双日を売却したうえで、長期的な成長を期待し、安定感のある三菱地所に追加投資しました。
  • なお、売却益への課税額を抑えるため、JR東日本で損出ししています。

三井不動産(8801)300株を2,462円で売却

  • 取得単価は1,663円だったので、約24万円の売却益を確保できました。

  • 三井不動産といえば最大手の不動産会社なのですが、2021年3月期はコロナの影響で2020年3月期対比で30%減益しています。コロナが落ち着けば徐々に業績も回復すると思いますが、盤石さでは三菱地所に分があると考えており、株価が堅調なうちに売却しました。



双日(2768)2000株を331円で売却

  • 双日については、大手5社(三菱商事・三井物産・住友商事・伊藤忠・丸紅)と比べると明らかに割安感があったので、バリュエーションの差が埋まる形での株価上昇を期待して今年の1月に購入しましたが、その後、期待通りに株価が上昇してくれたおかげで、約16万円の売却益を確保できました。

  • 2021年3月期は対前期で55%の減益となりましたが、市場の期待を上回ったことから、決算発表後は株価が一段上昇しています。ただし、双日と同じく2000株保有している丸紅と比べてすごく割安という状況でもないので、規模に勝る丸紅をホールドしつつ、双日は利益確定することにしました。


三菱地所(8802)を1,807円で700株買い増し

  • 三井不動産や双日と比べると、コロナ後の株価回復が遅れており、過去1年の最安値(1500円)からまだ20%しか上昇していません。三菱地所といえば丸の内の大家さんと呼ばれるほど、オフィス賃貸事業に強い会社なのですが、コロナをきっかけに在宅勤務が増加し、オフィス需要が低迷することが懸念されています。
  • ただし、個人的にはオフィス需要の総量が減少することはあっても、立地に恵まれた丸の内のオフィス需要は今後の堅調であり続けると予想しており、株価が低迷しているうちに買い増しすることにしました。

  • 以下は2021年3月期の業績ですが、3割減益した三井不動産とは対照的に、三菱地所は1割未満の小幅な減益に留まっています。三菱地所はオフィスビル賃貸という安定した事業を中心に行っており、景気の影響を受けやすいホテルや商業施設などの割合が低いという特徴があることから、コロナの影響をほとんど受けずに済んでいます。
  • また、三菱地所は三井不動産と違い、EPSを意識した経営をしており、約10年後の2030年に200円を達成するとしています。日本企業は営業利益や当期純利益といった「規模」を重視しがちですが、投資家目線では「一株当たり」の当期純利益であるEPSや「一株あたり」の配当金であるDPSの方が重要なんですよね。EPSを伸ばすためには、事業投資と自社株買いなどの資本政策を天秤にかけながら、効率的なお金の使い方をする必要があるため、社会全体として効率的なお金の使い方をし、経済成長を後押しするという意味でも、個々の企業がEPSを経営目標に定めることが重要だと思います。


  • こちらは、丸の内と他のオフィス街の面積や乗り入れ路線数を比較したものですが、これが、自分が丸の内のオフィス需要に楽観的な理由です。JR新幹線、JR在来線、地下鉄の多くが丸の内に乗り入れていることから、合計するとなんと28路線も丸の内に乗り入れているんですよね。
  • 丸の内は三菱地所、日本橋は三井不動産、品川はJR東日本、渋谷は東急不動産、虎ノ門は森ビルが得意としているエリアですが、交通アクセスの面では三菱地所の本拠地である丸の内が圧倒しています。
  • コロナをきっかけに在宅勤務が定着し、オフィスでの就業人数が減る可能性もあると考えています。実際は在宅勤務でも時々出社する場合が多いので、通勤時間を考慮して、交通アクセスのよい丸の内に本社を構えたいという企業は多いはずで、コロナ後も三菱地所のオフィス事業の競争力は維持できると考えています。

2021/05/19

2021年4月の配当金収入

配当金収入は8,130円でした

  • 今月はHCA(米国最大の病院チェーン)、VTI(Vanguardの全米株式ETF)、TRV(米国の大手損害保険会社)から配当金を頂きました。前年はこれら3銘柄に加え、PFF(米国優先株ETF)、BSV(米国短期債券ETF)からも配当金を頂いていたのですが、これらはコロナショック時に株式購入原資にするため売却しており、結果として2020年よりも配当金は減少しています。

配当金収入の内訳

  • 今回配当金を頂いた3銘柄の中でHCAは、コロナの影響を見定めるためとして、2020年4月の配当を最後に一年間無配当でしたが、今月から配当を復活させてくれました。コロナが流行し始めた2020年の第一四半期は2019年対比で減益となりましたが、米国政府からの補助金の効果もあり、第二四半期以降は2019年対比で全て増益を果たしています。日本とは比較にならないほどコロナが流行している米国なのでHCAも危機的状況・・というわけでもなく、業績絶好調でした。


年間配当金の推移

  • 今年の目標は60万円なのですが、結構・・遠いですね。
  • 6月に日本株勢の3月末配当金が入ってくるはずなので、それを楽しみにしています。

2021/05/03

2021年5月1日の運用資産

運用資産は5954万円になりました

  • 先月末は5973万円だったので、19万円だけ減少しています。
  • Top 3はGOOGL、EXPI、BABAという順番です、先月末はEXPI、GOOGL、BABAという順番だったので、EXPIとGOOGLが入れ替わっています。EXPIはGOOGLを上回る超絶急成長中の不動産ブローカーなのですが、ここのところの米国金利上昇により不動産市況が冷え込むことが懸念されており、じりじりと株価が下がってきています。


ポートフォリオ構成

  • 2月末には時価500万円超でダントツだったEXPIの株価がかなり下がったことで、突出感が随分なくなってきました。なお、カテゴリーごとに集計すると、日本株13%、米国株60%、中国株22%、投信5%、現預金0%となり、相変わらずのフルポジ状態です。

2021/05/01

OnTrak(OTRK)を売却&Clover Health(CLOV)を買い増し

顧客グリップ力に懸念が出てきたOnTrakは売却

  • 66ドルで1株だけ保有していましたが、株価がおよそ半分に大暴落したところで泣く泣く売却しました。
  • 最大顧客のAetnaに契約を解約されてしまったことがきっかけで、大暴落してしまいました。OnTrakが提供する遠隔医療システムは、スイッチングコストが高く、一度取り込んだ顧客はそう簡単には離れないものだと考えていましたが、Aetnaの事例を踏まえ、意外と簡単にスイッチできるサービスなのだと評価を改めました。
  • 結局、誰が顧客をグリップしているのか、その点に注意して投資をしていきたいです。


地道に顧客を増加させているClover Healthを買い増し

  • これまで40株だけ保有していましたが、給与口座から入金して、9.2ドルで210株買い増ししました。
  • Clover Healthは高齢者向けのメディケア(日本の健康保険制度のようなもの)を提供している会社です。肥満大国の米国では、日本の比ではないほど慢性疾患患者が多く、この発症予測・予防によって慢性疾患の重症化(保険金の発生)を抑制し、その分だけUnited Healthなどの競合他社よりも安い保険料でメディケアを提供するというのがClover Healthのビジネスモデルになっています。
  • 発症予防はClover Healthの従業員が患者に直接連絡を取ることで行っており、人海戦術な面もありますが、データの収集や分析など、コアな部分はスケールメリットが効く構造にあります。現在Clover Healthは主にニュージャージー州で展開しており、他の州でのプレゼンスはほとんどないのですが、他の州への横展開の余地が非常に大きいとポジティブに評価しています。