2021/08/29

2021年8月29日の運用資産

運用資産は6256万円になりました

  • 1か月前は6031万円だったので、225万円だけ増加しています。日本株はコロナのデルタ株蔓延(?)、中国株は共産党の強権発動により株価が低迷しているのですが、米国株が相変わらず絶好調であり、ポートフォリオ全体としては過去最高だった2021/7/3時点の6309万円まであと53万円のところまで回復しました。


ポートフォリオ構成

  • 日本株12.0%、米国株62.1%、中国株19.4%、投信5.7%、現預金0.5%という構成になりました。1か月前は、日本株12.5%、米国株61.0%、中国株20.2%、投信5.7%、現預金0.3%だったので、日本株が▲0.5%point、米国株が+1.1%point、中国株が▲0.8%point、現預金が+0.2%pointだけ変動しています。米国株が絶好調なのは嬉しいですが、金融緩和によってPERが切り上がっているだけの銘柄についてはテーパリングでそれなりに調整すると思われるので、手放しで喜べないんですよね。
  • 共産党の強権発動により中国ハイテク株は数年ぶりの安値まで売られています。突然国有化されるリスクなど、考え始めるとダウンサイドのリスクはキリがないですが、株価下落によりアップサイドの可能性も大きくなってきていると考えています。JR西日本と入れ替える形でソフトバンクグループ(アリババの大株主)を買ったのでアリババはもうお腹いっぱいですが、テンセント、平安保険、JD  logisticsの3銘柄は余力があれば買い増ししたいです。

2021/08/27

ソフトバンクグループを購入

  • JR西日本の売却代金に若手元資金を加え、6245円で300株購入しました。


  • ソフトバンクグループの孫社長はAIは100%成長すると確信している!と何かにつけて話しており、傘下のビジョンファンドなどでAI企業に集中投資する戦略をとっています。私もAIが人に変わる部分は多くあると考えており、事業の方向性について共感できる部分があったので、ここ一年くらい株価をウォッチしていました。

  • ソフトバンクグループでは、会計上の純資産とは別に、独自に定義した時価純資産というものを公表しており、6月末時点では26.5兆円です。足元ではアリババ株の下落により時価純資産は20兆円程度まで減少していると思われますが、ここ半年ほどでソフトバンクグループの株式時価総額も10兆円程度まで下がってきており、割安と判断して購入に踏み切りました。

2021/08/26

JR西日本を泣く泣く損切り

業績がなかなか回復しないため損切り

  • 観光需要がなかなか戻らないことで新幹線の売上低迷が長引いており、新幹線で稼ぐ構造にあるJR西日本としては苦しい状況が続いています。首都圏の在来線や駅ナカ小売り事業など、新幹線以外の収益力も高いJR東日本は保有し続けますが、JR西日本のほうは泣く泣く損切りすることにしました。JR西日本は2020年の6月に平均取得単価6792円で300株購入していました。今回6100円で300株全て売却したので、207,600円の売却損となります・・😢


JR西日本とJR東日本の収益構造

  • まずはJR西日本ですが、コロナの影響が限定的であった2020年3月期について確認すると、鉄道事業の旅客運輸収入8,568億円のうち、新幹線が4,412億円(51.5%)、在来線が(48.5%)という構成です。

  • JR東日本については、鉄道事業の鉄道運輸収入17,928億円のうち、新幹線は5,655億円(31.5%)、在来線は12,272億円(68.5%)という構成です。JR東日本の在来線事業は首都圏の膨大な通勤通学需要に支えられており、JR西日本と比べ、JR東日本の方が新幹線のウエイトが低くなっています。

  • コロナによる自粛生活も既に一年半となり、コロナがひと段落したら旅行をしたい!海外旅行はまだ心配だけど、国内旅行なら行きたい!という方は大勢いると思います。いつになるのかは分かりませんが、いずれは国内旅行ブームとなり、新幹線の売上も急増すると予想しています。新幹線事業のウエイトが高いJR西日本の方が将来の上振れの余地は大きいとは思いますが、ここで泣く泣く撤退です。

2021/08/21

2021年7月の配当金収入

 配当金収入は9,214円でした

  • 1、4、7、10月は米国株からの配当金が少ない月なので、控えめです。


配当金収入の内訳

  • HCA、VTI、TRV、CGN Powerから配当金を頂きました。
  • CGN Powerから配当をいただくのはこれが初めてですが、広東省の原発における放射能漏れ事故を懸念して売却済みのため、今回が最初で最後になります。
  • 余力があればTRVを買い増ししたいですね。


年間配当金の推移

  • 2020年は7月末時点で22万円だったので、1万円ほど上回っています。今年の目標は60万円なのですが、このペースだとちょっと厳しいかな。

2021/08/14

保有銘柄のバリュエーションを比較

売上高成長率とPERでマッピング

  • 各社の決算数値を集計してみました。
  • 縦軸のRevenue 3Y CAGRが過去3年平均の売上高成長率、横軸がPER、円の大きさは自分のポートフォリオに占める割合に対応しています。ざっくり言うと、グラフの上の方は成長企業、下の方は成熟企業。また、グラフの右の方は割高、左の方は割安ということになります。なお、米国株と中国株はHistorical PERベース、日本株は予想PERベースです。
  • EXPIの成長性はもの凄いですね。先日発表された6月末決算も良かったですが、ついつい、EXPIが自分を億の世界に連れて行ってくれるのでは・・と期待してしまいます。

拡大表示

  • 大部分の銘柄が集中している左下の領域を拡大表示するため、Revenue 3Y CAGRを55%以下、PERを65倍以下で絞ってみました。
  • おおよそ、PERの高さと売上高成長率が比例していますね。こうやって可視化すると、中国ハイテク株の暴落に巻き込まれてPERが低下しているBABAが特に魅力的に見えます。PERが比較的低い一方、売上高成長率はぶっちぎりで高いです。
  • 一方、PERが高いものの売上高成長率が低い銘柄については、注意が必要です。コロナの影響で航空産業向けの売上が急減したRTXなど、一時的な要因があるものはしかたがないのですが、ULの様に業績が安定している企業で売上高の成長率がマイナス・・というケースについては継続保有してよいものか少し考えたいです。
  • 今回のグラフでは、TRVの様に、積極的な自社株買いを中心に株主還元を行っている企業を正当に評価できないので、今後時間があれば、縦軸をEPS成長率としたバージョンも作ってみたいと思います。

2021/08/08

大暴落中のJD Logisticsを購入

JD Logisticsを28.53HKDで300株購入!

  • アリババへの罰金問題に端を発した中国ハイテク株の暴落ですが、特にテンセントはゲーム禁止問題も再燃し、今年の最高値である775HKDからの下落率は4割を超えています。現金があれば買い増ししたいのですが、現金がほとんどないため、大和AMのifree ATMX+という投信をチビチビ購入しているだけで指をくわえてみている状態です。。
  • そんな中・・なんとPICC P&Cから2020年度末配当金が6000HKDほど入金されました。まさに渡りに船ということで、為替取引で換金した2000HKDと合わせてJDの物流部門が独立したJD Logisticsを300株だけ購入しました。


JD Logisticsは、ハイテク物流企業

(https://youtu.be/XGSl9DCkxvo)

  • これは単なる将来構想のムービーなのですが、遠い将来の夢物語ではなく一部はすでに実現しているんですよね。JD Logisticsはロボットが荷捌きする無人倉庫や、一部の都市における自動運転による小口配送を実施済みであり、物流の効率はAmazonを超えているとも言われています。
  • 拡大し続ける中国の物流市場を圧倒的な効率で抑えることができれば、大きなリターンを生み出すことができるのではと期待しています。


JD Logisticsへの投資・・リスクはないのか?

  • 懸念点は「JDの子会社」であるという点です。親子上場の宿命なのですが、株の過半はJDが保有していますので、例えばJDに採算の取れない価格で物流サービスを提供するなど、JD以外の少数株主と利益相反が起こる懸念があります。JDの子会社であるため、JDから物流サービスを安定して受注できるという強みの裏返しでもありますが、少数株主がないがしろにされないという確信はないです。


JD Logisticsの株価

  • 今年の5月に上場してからハイテク株全般と同様、株価は下がり続けています。中国政府による罰金や規制強化は、確かに中国政府の不透明な意思決定プロセスの中で決められており、投資家としては不安に思わざるを得ないのですが、よくよく中身を見ていくと、アリババやテンセントといった独占的な企業への牽制や、教育費用の高騰による少子化を防ぎたいというものです。
  • 独占的な企業への罰金は欧州でもよく行われていますし、少子化を防ぎたいということは、国家としては至極真っ当な目標なんですよね。JD Logisticsの親会社のJDはアリババほどは独占的な地位にありませんし、JD Logistics自体は物流の自動化という少子高齢化による労働力人口減少に今後悩まされる中国としては、支援する対象にはなっても、締め付けする対象にはならないのではと思いますので、株価も次第に回復すると期待しています。


2021/08/04

2021年7月31日の運用資産

 運用資産は6031万円になりました

  • 1か月前は6309万円あったのですが、中国政府による教育産業への規制強化をきっかけに中国株が大暴落してしまい、300万円近く減少してしまいました。

ポートフォリオ構成

  • 日本株12.5%、米国株61.0%、中国株20.2%、投信5.7%、現預金0.3%という構成になりました。1か月前は、日本株12.7%、米国株59.3%、中国株21.8%、投信5.4%、現預金0.8%だったので、中国株が約2%ポイント低下した一方、米国株が約2%ポイント上昇しています。
  • 中国株はいずれもかなり割安になっており、規制強化の懸念はありますが、コツコツ買い増ししていきたいと考えています。気になっているのはテンセントと平安保険なのですが、それぞれ1単元70万円、50万円するので現金が足りないんですよね。代わりに中国ハイテク株投信のATMX+を少しずつ買い増ししています。

2021/08/01

Clover Health (CLOV)を買い増し

 9.27ドルで30株買い増し

  • ミーム銘柄として買いが集中し20ドル超まで急上昇したのですが、その後じりじりと株価が下がってきたので、証券口座に貯まっていた米ドルを使って買い増ししました。元々250株保有していたので、買い増し後は合計280株となります。今後の成長に期待!