配当金収入は93,374円でした
- 最近多忙で集計できていなかったのですが、年末休みで少し時間ができたので今更ですが集計しました。月に10万円くらい入ってきてくれると、集計の手間も報われる感じがします。
配当金収入の内訳
- 10月は米国株と中国株から配当金をいただきました。なお、中国株は少し変則的な年2回配当が多いです。例えばChina Gasの場合、権利確定日が8月上旬と1月上旬、支払が9月末と1月末、入金が(私が使ってる証券口座の場合)10月と2月となります。
年間配当金の推移
- 1月から10月までで累計46万円に到達しました。2020年の1〜10月は累計で41万円だったので、一応、2020年を上回るペースで積み上がっています。
- 2021年は年間で60万円を目標としていますが、果たして達成できているでしょうか。後ほど11月分と12月分も集計するので結果が楽しみです。
2345円で200株購入
- 油田開発、石油精製販売、風力発電などを行っているグループで、傘下のコスモ石油による「こころも満タンに」のキャッチコピーをご存知の方は多いと思います。脱炭素の流れで安値放置されており、PERで2倍割れという衝撃的な安さだったので思わず購入してしまいました。
- なお、2021年度の純利益は1000億円程度と見込まれていますが、2021年度第2四半期決算発表では、年間の当期純利益400〜500億円が実力値との説明があり、現在の時価総額2000億円から逆算するとPERで4倍が実力値となります。
日本の石油需要は先細りではあるが
- つい先日もトヨタ自動車がEV16車種を発表するなど、ガソリン自動車からEVへとシフトする流れが日増しに強くなっています。しかし、自動車の買い替えサイクルを考慮すると、EVが主流となるのは2040年や2050年になると予想しています。
- 日本国内の石油精製販売は、ENEOS、出光、コスモの大手3社による寡占状態となっています。通信キャリアが顕著ですが、成長性の低い業種で大手3社体制になると収益性を犠牲に安売り攻勢を仕掛けるメリットがかなり低下します。均衡状態を生かして安定して稼いでくれることを期待しています。
財務体質改善から株主還元にシフト
- コスモエネルギーHDは、自己資本4000億円やDEレシオ1.0〜1.5倍などを目標に2022年度末に向けて財務体質改善を優先してきたものの、一年前倒しで2021年度末には目標を達成する見通しです。
- このため、2021年度第2四半期決算発表にて、今後は財務体質改善から株主還元へシフトしていくとの説明がありました。手始めに配当が一株80円から100円へ引き上げられており、配当なのか自社株買いなのかは分かりませんが、今後も株主還元が加速していくと期待しています。
1580円で500株買い増し
- 平均単価1767円で1000株保有している三菱地所ですが、1579円で500株だけナンピンしました。同業のヒューリックを新規購入しようかと迷いましたが、最終的に三菱地所の買い増しを選択しました。
不動産各社のIR資料に注目
- EPSを経営目標に掲げている点に注目しています。不動産の時価総額上位4社(三菱地所、三井不動産、住友不動産、ヒューリック)に注目していますが、各社のIR資料を見る限り、長期のEPS目標を明確に掲げているのは三菱地所だけなんですよね。
- 人口減少が見込まれる日本において、不動産は成長産業ではなく成熟産業です。このため、効率的に稼げる案件にだけ注力し、余剰資本は株主に還元してほしいと考えています。規模の拡大を目標とする場合は、魅力的でない案件に無理に新規投資せざるを得ない局面が生じますが、EPSであれば自社株買いでも伸ばすことができます。
- 三菱地所と言えば丸の内の大家さんと例えられることもあるオフィス賃貸事業です。在宅勤務の増加によるオフィス面積の縮小など、不動産賃貸事業への不透明感が高まっているため株価は冴えませんが、JR東京駅と地下鉄網による交通の利便性と皇居前という特別なステータスを考慮すると、丸の内は最後の最後まで残るオフィスであると考えています。
ヒューリックの場合