2022/02/19

2022年1月の配当金収入

配当金収入は5,721円でした

  • 円安と増配の効果で、2021年よりも884円だけ増加しています。


配当金収入の内訳

  • トラベラーズ(TRV)、全米株式ETF(VTI)の2銘柄から頂きました。
  • なお、一株あたりの配当金は、TRVが0.85ドル→0.88ドル、VTIが0.782ドル→0.859ドルへ増加しています。TRVの増配率が3%ほどしかない点が気になりますね。足元、四半期あたりのEPSは3ドルほど出ているので、増配余地がないわけではないと思いますが。


年間配当金の推移

  • 2022年は年間70万円を目標としています。買い増し余力がほとんどないのですが、3月末配当の権利確定日に向け、現在200株だけ保有しているコスモエネルギーHDの買い増しを狙っています。

2022/02/11

ネットフリックス(NFLX)の決算を確認

大暴落のニュースで気になって調べました

  • 2021年には700ドルまで上昇したのですが、成長率低下が懸念され、コロナ前と同水準の400ドルまで暴落しています。ネットフリックスと言えば、コロナによるステイホーム消費の代表銘柄?なのですが、コロナはすっかりなかったことになっている状態です。


売上、利益とも増加傾向

  • 非常に順調に成長しているように見えますが、PER38倍の企業としては少し物足りないです。


  • 利益率も徐々に上昇傾向にありますが、直近、2021年第4四半期の利益率が低下している点は気になりますね。決算資料によれば、同社は経費がドル建て、売上は海外事業は現地通貨建てとなっており、ドル高によって経費が膨らんだことが原因とのことです。


  • 売上よりも利益の成長ペースが高くなっています。ただし、売上の成長率は徐々に鈍化しており、2021年は20%を割り込みました。同社のガイダンスでは2022年の成長率は約10%まで落ち込むと予想されており、成長見通しの悪化が株価急落の一因となっています。


将来性は、欧米「以外」での会員獲得次第

  • 同社や競合のDisney+などの普及率を考えると、正直、米国や欧州市場は飽和状態なのではないかと考えています。
  • 一方、ユーザー1人当たりの売上高は、欧米も中南米(LATAM)・アジア(APAC)においても大差がなく、巨大な人口を擁するこれらの地域で会員獲得が進めば、さらなる成長を実現する余地が生まれます。現在の株価であれば購入は見送りたいと思いますが、投資先の候補として、一応ウォッチはしておきたいです。

2022/02/06

ピンタレスト(PINS)の決算を確認

コロナバブル崩壊?で大暴落

  • 平均取得単価71.65ドルで160株保有しているピンタレスト、気がつけば購入時から6割も下がってしまいました。株価はともかく、肝心の業績がどうなっているのか確認しました。




2021年12月末決算を確認

  • ピンタレストは広告で稼ぐビジネスモデルで、メタプラットフォームズ(旧Facebook)と同様、年末商戦が含まれる第4四半期に売上高が増加する傾向があります。2020年の第4四半期に初めて黒字化し、2021年は第一四半期を除き全て黒字となっています。
  • 高成長に期待して投資したピンタレストですが、これまでのところ期待通りの高成長を実現してくれています。

  • 利益率も順調に伸びてきていますが、2021年第4四半期が2020年より低下しているところは気になります。


  • 2021年は第2四半期に100%超の増収となったこともあり、通期では対前年で52%増収しています。これだけ見るとすごい成長率なのですが、同業のメタプラットフォームズも通期では37%増収なので大した差はないです。
  • また、2021年の第4四半期同士で比べると、ピンタレスト、メタプラットフォームズともに増収率は20%と同率です。研究開発費の増加によって両社とも減益となっていますが、メタプラットフォームズが▲8%、ピンタレストが▲16%とどちらかと言えばピンタレストの方が苦戦している状況にあります。


投資判断

  • 期待通りに売上は伸びていますし利益も出ていますので、ピンタレストはホールドし続けますが、メタプラットフォームズもピンタレストほどではないものの株価を下げており、PERの差も考えると、ピンタレストよりもメタプラットフォームズの方が魅力的に見えます。ここで買い増しするならピンタレストではなくメタプラットフォームズというのが自分の考えです。