2018/02/04

積立NISA「野村つみたて外国株」から「eMaxis Slim」に変更

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2018年にスタートした積立NISA、1月から積立を始め、「野村つみたて外国株」に毎日1617円投資してきました(リンク)。しかし、わずか1カ月で「eMaxis Slim」に変更することになりました。理由は「eMaxis Slim先進国株式」の信託報酬引き下げです。

積立NISAがスタートした2018年1月当時、「eMaxis Slim先進国株式」の信託報酬(税抜き)は0.189%、「eMaxis Slim新興国株式」の信託報酬(税抜き)は0.19%でした。一方、「野村つみたて外国株」の信託報酬(税抜き)は0.19%でした。信託報酬の面では、いずれもほぼ差が無い状況でしたので、一本で先進国株式と新興国株式の両方に分散投資することができる「野村つみたて外国株」を選択しました。

しかし、1/30以降、状況が大きく変わりました。「eMaxis Slim先進国株式」の信託報酬(税抜き)がなんと0.189%から0.1095%まで引き下げられました。これにより、信託報酬の面で、「eMaxis Slim」の優位性が一気に高まりましたので、銘柄の変更を決断しました。


なお、三菱UFJ国際投信の「eMaxis Slim先進国株式」信託報酬引き下げのお知らせ(リンク)によれば、値下げの内訳は以下のとおりです。値下げの原資は、委託会社(三菱UFJ国際投信)と販売会社(SBI証券等)で痛み分けの構図となっています。委託会社だけでなく、販売会社にとっても減収となる大胆な値下げですね。販売会社との交渉も容易ではないのでは思いますが、これを実現できてしまうところが、邦銀最大手の三菱UFJグループの底力でしょうか。



積立の設定状況は以下の通りです。先進国株式1500円/日、新興国株式119円/日と、厳密に時価総額比例ではなく、少し先進国株式のウエイトを高めに設定しました。

【変更前の積立状況】野村つみたて外国株1617円/日

【変更後の積立状況】eMaxis Slim先進国株式1500円/日+eMaxis Slim新興国株式119円/日