- 春分の日(祝日)の開催でした。サラリーマン層にとっては、祝日の開催はありがたいです。かつてGMO以外の日本株を保有していた際も株主総会の招集通知を何度も受け取りましたが、平日開催であったため出席できませんでした。祝日に運営頂いた関係者の方々に感謝したいです。
- 会場は、渋谷駅から徒歩5分ほどの距離にあるセルリアンタワーにある会議場でした。ちなみに、GMO本社もこのビルに入っています。会場の受付で議決権行使書を渡し、以下のような株主出席票を受け取って会場に入ります。会場内はとても広く、1000人ほどの株主が出席していたように見えました。
熊谷社長のスピーチがすごい!
- 冒頭、熊谷社長より、2018年の業績振り返りと今後の戦略についてのスピーチがありました。単に用意された原稿を読んでいるというわけでなく、自分の言葉で語っていました。GMOは幅広い事業を展開していますが、その一つ一つについて、熊谷社長はしっかりと理解しているのだなと感じました。
- GMOは、2018年に仮想通貨マイニングマシン事業で特別損失を計上しました。今回の株主総会では、この点についての取締役のコメントに一番関心がありましたが、熊谷社長は仮想通貨事業を失敗ではなく引き分けと評価していました。取引所事業やマイニング事業でこれから利益を出せるという予想をしているようです。
- GMOインターネット株は既に売却済みですが、スピーチを通じて熊谷社長の優秀さを実感し、再び投資したい気分になってしまいました(笑)
質疑応答
- いくつか質問が出ましたが、特に印象に残った質問は、「取締役の中に、熊谷社長にNoと言える人がいるのか?」というものでした。
- 他の質問と違い、この質問だけは熊谷社長が一瞬だけ当惑していた印象を受けました。熊谷社長は代表取締役なので、他の取締役に対してリーダーシップを発揮することは自然なのですが、創業者であり大株主でもあるため、熊谷社長のワンマン企業になってしまう懸念は確かにあります。
- 仮にワンマンであっても現在の熊谷社長なら上手く経営してくれそうだと感じましたが、熊谷社長も加齢により徐々に衰えていくはずなので、熊谷社長が衰えてきたと感じた場合は、GMOへの投資を少し慎重に考える必要があるかもしれません。
記念品を頂きました