2020/07/19

丸の内の大家さんこと、三菱地所を購入

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地主になりました

  • 丸の内のビル群を所有しており丸の内の大家さんとも呼ばれる三菱地所、1666円で300株だけ購入しました。
  • コロナの影響で、テレワークが強制的に導入されつつあり、富士通などテレワークを念頭にオフィス面積を削減するという企業まで現れるようになりました。三菱地所のようなオフィス賃貸を主力とする不動産会社には逆風ですが、テレワークが定着してもオフィスがゼロになるわけではなく、一定のオフィス需要は存在し続けると予想しています。

  • コロナ以前からテレワークが根付いている海外先進国においても、都心の一等地にオフィスを構えるニーズは強固です。丸の内はエリア全体の大規模な再開発により、魅力が増しており、有力企業が集積し、さらに魅力を増すという好循環が生じています。将来、たとえ国内のオフィス需要が減少しても、丸の内のビルは相変わらず満室だと思います。

コーポレートガバナンス改善に期待

  • 2030年までの長期経営計画では、自社株買いとROA向上によりEPS200円を目指すとしています。三菱地所の足元の EPSは100円前後のため、2030年度にEPS200円を達成してくれれば、EPSのCAGRは約7%となります。
  • 三菱地所のような伝統的な日本企業では、従来コーポレートガバナンスが上手く機能しておらず、会社は従業員(と従業員の代表である経営者)のものという意識が強かったです。ところがここ数年、一部の日本企業ではコーポレートガバナンスが急速に改善しつつあり、三菱地所においても、2019年に1000億円の自社株買いを実施したことを皮切りに、2030年までの長期経営計画において、ROEを高めつつEPSを成長させる方針をはっきりと打ち出しました。
  • 三菱地所のように高い競争力を持つ会社については、コーポレートガバナンス改善を機に連続増益・連続増配企業に進化する可能性があると考えており、株価が安い今のうちに仕込んでおきたいです。