2016/03/19

1391(スイス株ETF)の外国税率と今後の投資方針

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先日、第一回目の分配金を受け取りました。
外国税率と今後の投資方針を記事にまとめたいと思います。





1391(スイス株ETF)の分配金にかかる税率


スイス (ETFの投資先の株式が上場)

 ↓ 10% 課税

ルクセンブルグ (ETFが上場)

 ↓ 非課税

日本 (ETFがJDR形式で上場)

 ↓ 20.315% 課税

日本の投資家


スイス→ルクセンブルグの段階で10%課税されていますが、
これはETFの内部での課税なので、外国税額控除の対象にはできません

以下の記事の通り、購入時には、ルクセンブルグ→日本の段階で15%の課税を想定していました。
ルクセンブルグ→日本が非課税な点はポジティブサプライズですが、
外国税額控除の対象外となるスイス→ルクセンブルグの課税はネガティブサプライズです。

http://dividend-life.blogspot.jp/2016/01/1391-ubs-etf.html



1391(スイス株ETF)に対する今後の投資方針

1391(スイス株ETF)は、以下の通りNISA口座と相互補完的と考えられるので、NISA口座を使用して少額ずつ投資しようと考えています。


⑦にあるよう、1391は流動性が低いため、少額ずつしか売買できず、通常であれば手数料が割高になります。ただし、(SBI証券の場合)NISA口座は売買手数料が無料なので、手数料を気にせず投資できます。

⑧にあるよう、NISA口座では国内非課税となる代わりに、外国税額控除を行うことができません。このため、外国税額控除の対象となる銘柄よりも、1391のように外国税額控除の対象外となる銘柄を投資したほうが有利と考えられます。

⑨にあるよう、NISA口座は年間120万円までと投資額に制限されています。一方、1391は流動性が低いので、そもそも高額の投資は想定しておらず、問題となりません。

最後に、⑩にあるよう、NISA口座は損益通算不可であり、仮に損失が生じても利益と相殺することができません。一方、1391はディフェンシブ銘柄中心で構成されているので、損失が生じる可能性が比較的低いと考えられます。