1557についても、先日、初回の分配金を受け取りました。
外国税率や投資方針をまとめておきたいと思います。
米国 (ETFの投資先の株式が上場)
↓ 非課税
米国 (ETFが上場)
↓ 10% 課税
日本 (ETFがJDR形式で上場)
↓ 20.315% 課税
日本の投資家
米国から日本の段階で10%課税されていますが、
これはETFの外部での課税なので、外国税額控除の対象にできます。
課税方法は購入時の想定通りでした。
想定外のデメリット:外国税控除の手間
私が1557(S&P500 ETF)の購入に使ったカブドットコム証券特有の問題点かもしれませんが、電子交付される計算書(PDFファイル)には、国内税額のみ記載されており、外国税額は記載されていませんでした。また、郵送される分配金計算書(紙面)には、外国税額の未記載されており、外国税額は記載されていません。このため、1557(S&P500 ETF)について外国税控除を行うには、確定申告に2つの書類を併用する必要があります。
これは、購入時には想定していなかったデメリットです。
http://dividend-life.blogspot.jp/2015/12/1557-spdr-s-500-etf.html
一方、米国株・米国上場ETFの場合、電子交付される配当金支払通知書に、国内税額と外国税額が併記されており、確定申告を行う書類が一種類で完結します。また、電子交付(PDFファイル)なので、データ管理や確定申告をネット上で行うことができる点が楽です。
1557(S&P500 ETF)に対する今後の投資方針
1557への投資は当面見送りたいと思います。米国上場ETFと比べ、カブドットコムのフリーETFで手数料無料で購入できるというメリットはあるものの、外国税控除の手間を面倒に感じるためです。
ただし、インデックス投資については魅力を感じているので、代替として、米国上場ETFであるVIG・VDC・MOATへの投資を検討していきたいと思います。