2021/11/25

そろそろ冬ボーナス

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気づけば2021年もあとひと月ばかりとなりました。ようやくコロナも落ち着いてきたので、年末年始は冬ボーナスの一部を使ってどこか旅行でも行きたい気分ですね。冬なので温泉地に行くか、北海道で海の幸でも楽しむか、あるいは暖かい沖縄に行くか。どれも魅力的です。

ということで今は旅行の計画で頭が一杯ですが、一応投資ブログなので、冬ボーナスのうち投資に回す分について考えてみました。


日本株

すでに保有している三菱地所と丸紅、新規購入となるヒューリックと伊藤忠商事、この4銘柄で迷っています。管理の手間を考えるとなるべく保有銘柄数を増やしたくないものの、今のところ、ヒューリックに心が動いています。

三菱・三井・住友の不動産大手3社は丸ビルなどの大規模ビルに注力していますが、一方のヒューリックは中規模ビルに注力しています。大規模ビルよりも中規模ビルのほうが投資利回りは高い傾向にあり、他の条件が同じであればROAやROEを高めやすいと考えています。12月の権利確定日までに300株買うと株主優待がついてくる点も魅力ですね。

(https://www.hulic.co.jp/corporate/medialibrary.html)


米国株

米国株のPERを比べると、SP500が29倍、ナスダック100が36倍でした。コロナ禍で株価が上昇し続けているのでどちらもかなり高い水準にあるのですが、両者の差は自分のイメージよりも小さいです。自分の勝手な印象では、SP500は20倍、ナスダックは30倍が平均的な水準なので、これと比べてSP500は45%、ナスダックは30%割高という事になります。

一方、株式市場ではインフレと金利上昇が懸念され始めています。金利上昇により現在価値が下がるという意味で、ナスダック100などのグロース株が下げるのではと言われていますが、アップルやマイクロソフトといったナスダック銘柄の製品価格コントロール力の高さや、借入金利負担の小ささを踏まえると、SP500よりもナスダック100の方が金利上昇の影響を受けづらいように見えます。このためどちらか買うならナスダック100というのが自分の見立てです。


中国株

共産党による規制強化の影響を受けているアリババ・テンセント・バイドゥに加えて、不動産投資が懸念されている平安保険、天然ガス価格急騰の影響が懸念されているチャイナガスまで株価が暴落してしまっています。

投資ストーリーを思い出すと、アリババ・テンセント・バイドゥは高成長への期待、平安保険・チャイナガスは内需を取り込んだ安定成長への期待でした。投資ストーリーが崩れたという程の状況ではないので、保有し続けたいと思いますが、正直言って買い増しには少し慎重になっています。ここで大きく買える人が大儲けできるのだとは思いますが。