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iFree S&P 500 インデックスファンドの概要
S&P500といえば、米国株のインデックスとして最もメジャーなものです。ただ、日本の投資信託業界では、外国株式と言えば、MSCI KOKUSAIインデックス(日本以外の先進国株式)やMSCIエマージングインデックス(新興国株式)が主力で、S&P500インデックス投信は劣勢な状況が続いていました。
一因として、S&P500に連動するインデックス投信の手数料がやや高い点を挙げることができると思います。
現状を打破できるような新商品「iFree S&P 500 インデックス」が大和証券投資信託より2017年8月31日に登場します。S&P500インデックス投信としては、手数料は最安で、信託報酬は0.243%(税込み)、信託財産留保は0%です。
iFree S&P 500 インデックスはまだ運用が始まっていませんが、S&P500インデックスに連動する類似のファンドの上位銘柄は以下の通りです。
さすが米国様ですね。Apple、Microsoft、Facebook、Amazon、Alphabet(Googleの親会社)とグローバルリーダー企業が並んでいます。
(出所:morningstar)
既存の外国株式インデックス投信との比較
iFree S&P500の運用コストを、先進国株式・新興国株式・日本株式の信託報酬の安いファンド上位3本と比較してみました。先進国株式インデックス投信と比べると、信託報酬が少し見劣りしますが、差は大きくありません。
私は米国の個別株に投資しているので、投信は米国株以外にも分散投資しておきたいという考え方ですが、米国の個別株をやっておらず、投信で米国株式に集中的に投資したい方にとって、iFreeS&P500は現状ベストな選択肢ではないでしょうか。