2019/05/05

2019年5月5日の運用資産

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GW後半で少し暇になってきたので、運用資産を集計してみました。少しざっくり集計している部分もありますが、合計で3700万円ほどでした。

時価の49%が株で、残り51%は債券や現金(アジア国債ETF、米国短期債券ETF、現預金)という構成になっています。個人的にはリーマンショック後の経済成長もそろそろ終盤に突入したと感じているため、今から現預金の比率を下げるつもりはありません。ただし、株価上昇の波に乗り遅れてしまった感は否めないため、足元の株価上昇を見ていると少し歯がゆく思います。

ちなみに集計にはGoogle spreadsheetを使用しており、投資信託と現預金以外の時価はgooglefinance関数で取得しています。例えばIBMの場合、「=googlefinance("IBM","price")」と入力すると、直近の時価を表示することができます。株価以外に一株利益やPERを表示することができ、ポートフォリオ管理をクラウド上のGoogle spreadsheetで自動化できる大変便利なツールです。ただし、googlefinance関数は東証上場の日本株には対応していません。このため、アジア国債ETF(東証に1349として上場)は香港上場のTickerである2821として集計しています。


個別の銘柄を見ていくと、含み益率が最も高いのはAlphabet(Google)の137%、含み損率が最も高いのはBarrick Goldの-50%となっています。

ブログのタイトルの通り、Buy & Holdを基本としているため、よほどのことがない限りは売却する気がありませんが、それでも業績の低迷が続いており好転する兆しのない銘柄は売却したほうがいいのではと思うことがあります。最近懸念している銘柄は、Barrick Gold、AIG、Axis Capital、IBM、Stericylceです。

Barrick Goldについては、金価格の低迷により業績の低迷が続いています。本当に金価格次第なところがあるので、何かのきっかけで金価格が急騰すれば業績と株価は持ち直すはずで、金価格の上昇を待つかどうか我慢比べの状態です。

AIGとAxis Capitalはいずれも保険会社ですが、ここ数年間は保険引き受け損益が安定しておらず、また、利益率の低下が著しいです。保険引き受け損益が安定しない場合、資産運用で利益を稼ごうとして大失敗をしてしまうのではという懸念があり、今のうちに売却してしまったほうがいいのではと感じています。

IBMは競合企業にビジネスを奪われてしまっており、売上高の減少が続いています。IBMもクラウド事業等に力を入れていますが、ここ数年間じり貧の状態にあります。もともと、バフェットがIBMに投資したことをきっかけにIBMへの投資を検討し始めましたが、いつの間にかバフェットがIBMを売却してしまっており、バフェットに乗っかってみたものの、はしご外されてしまった感があります。

Stericylceは医療廃棄物処理会社です。専門性が高く参入障壁が高いと考えられ、実際、投資する直前まで十年以上にわたり見事なEPS増加トレンドを示していました。ただし、自分が投資をした直後から利益率が急激に低下し、以前とは別の企業のような惨状となっています。業績回復の兆しが一向に見えないため、損失確定をしたほうがいいのではと考えています。