2022/02/11

ネットフリックス(NFLX)の決算を確認

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大暴落のニュースで気になって調べました

  • 2021年には700ドルまで上昇したのですが、成長率低下が懸念され、コロナ前と同水準の400ドルまで暴落しています。ネットフリックスと言えば、コロナによるステイホーム消費の代表銘柄?なのですが、コロナはすっかりなかったことになっている状態です。


売上、利益とも増加傾向

  • 非常に順調に成長しているように見えますが、PER38倍の企業としては少し物足りないです。


  • 利益率も徐々に上昇傾向にありますが、直近、2021年第4四半期の利益率が低下している点は気になりますね。決算資料によれば、同社は経費がドル建て、売上は海外事業は現地通貨建てとなっており、ドル高によって経費が膨らんだことが原因とのことです。


  • 売上よりも利益の成長ペースが高くなっています。ただし、売上の成長率は徐々に鈍化しており、2021年は20%を割り込みました。同社のガイダンスでは2022年の成長率は約10%まで落ち込むと予想されており、成長見通しの悪化が株価急落の一因となっています。


将来性は、欧米「以外」での会員獲得次第

  • 同社や競合のDisney+などの普及率を考えると、正直、米国や欧州市場は飽和状態なのではないかと考えています。
  • 一方、ユーザー1人当たりの売上高は、欧米も中南米(LATAM)・アジア(APAC)においても大差がなく、巨大な人口を擁するこれらの地域で会員獲得が進めば、さらなる成長を実現する余地が生まれます。現在の株価であれば購入は見送りたいと思いますが、投資先の候補として、一応ウォッチはしておきたいです。