ピンタレスト(PINS)の決算を確認
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コロナバブル崩壊?で大暴落
- 平均取得単価71.65ドルで160株保有しているピンタレスト、気がつけば購入時から6割も下がってしまいました。株価はともかく、肝心の業績がどうなっているのか確認しました。
2021年12月末決算を確認
- ピンタレストは広告で稼ぐビジネスモデルで、メタプラットフォームズ(旧Facebook)と同様、年末商戦が含まれる第4四半期に売上高が増加する傾向があります。2020年の第4四半期に初めて黒字化し、2021年は第一四半期を除き全て黒字となっています。
- 高成長に期待して投資したピンタレストですが、これまでのところ期待通りの高成長を実現してくれています。
- 利益率も順調に伸びてきていますが、2021年第4四半期が2020年より低下しているところは気になります。
- 2021年は第2四半期に100%超の増収となったこともあり、通期では対前年で52%増収しています。これだけ見るとすごい成長率なのですが、同業のメタプラットフォームズも通期では37%増収なので大した差はないです。
- また、2021年の第4四半期同士で比べると、ピンタレスト、メタプラットフォームズともに増収率は20%と同率です。研究開発費の増加によって両社とも減益となっていますが、メタプラットフォームズが▲8%、ピンタレストが▲16%とどちらかと言えばピンタレストの方が苦戦している状況にあります。
投資判断
- 期待通りに売上は伸びていますし利益も出ていますので、ピンタレストはホールドし続けますが、メタプラットフォームズもピンタレストほどではないものの株価を下げており、PERの差も考えると、ピンタレストよりもメタプラットフォームズの方が魅力的に見えます。ここで買い増しするならピンタレストではなくメタプラットフォームズというのが自分の考えです。