24HKDで1000株買い増し
- 1月に27.5HKDで1000株購入しましたが、株価が1割ほど下落したので買い増ししました。
石炭からガスへの切り替えは、電気自動車と並ぶ中国の国策
- 中国といえば大気汚染が深刻なことが有名ですが、その主な原因は石炭と自動車です。
- 中国は世界最大の石炭埋蔵国かつ石炭生産国であり、中国で消費されるエネルギーの6割が石炭です(世界平均は3割)。ただし、石炭は燃焼時に発生する煤煙が深刻な大気汚染を引き起こすという欠点があります。特に、家庭の暖房や工場の熱源としての利用では、煤煙の処理が甘く、大気汚染の原因となっています。このため中国政府は、家庭の暖房や工場の熱源を石炭から天然ガスへ切り替えを国策として進めています。
- なお、自動車については、排気ガスによる大気汚染が問題となっており、対策として、中国政府は電気自動車の普及を推し進めています。深圳などの一部の都市においては、バスをすべて電気自動車に切り替え済みであり、中国における電気自動車の普及は世界トップクラスと言われています。
- これらの国策で恩恵を受ける中国企業としては、電気自動車の製造(BYD等)、天然ガスの生産(CNOOC等)、天然ガスの供給(China Gas等)と大きく3つの業態が存在します。BYDやCNOOCは常に新規参入者と戦い続ける必要があるため、利益も不安定になりやすいと考えています。一方、China Gasが行っている天然ガスの供給については、ガス管という資産が新規参入を防ぐ防波堤となり、安定的に利益を上げることができると期待しています。
(出所:https://www.ene100.jp/zumen/1-1-8)
株価の推移。2017年から2018年にかけて急騰し、現在は調整中
- 2017年の前半まで10HKDほどの水準で横ばいでしたが、石炭からガスへの切り替え政策で期待が高まり、2017年から2018年にかけて株価は3倍ほどに急騰しました。
- 天然ガス価格の引き下げといった政策面でのリスクもありますが、今後も一株利益と一株配当を増やしていくことができると期待しています。
(出所:https://www.google.co.jp/search?q=0384+stock)