2017/07/22

手数料最安の新興国株インデックス投信が登場

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1.eMaxis Slim 新興国株式インデックスファンドの概要

eMaxis Slimは、三菱UFJ投信が運用しているインデックスファンドのシリーズです。信託報酬(運用会社に支払う報酬)を最安水準とすることを目標に掲げているファンドとして知られており、これまでは先進国株式・日本株式・先進国債券・日本債券の4ファンドがありました。新たに新興国株式インデックスファンドが投入されたことで、日本+先進国+新興国と全世界をカバーするフルラインナップとなります。

今回登場する新興国株式インデックスファンドはMSCIエマージングという株価指数に連動することを目標に運用されます。信託報酬(運用会社へ支払う報酬)は業界最低水準の0.3672%、申込開始は7/31です。

なお、MSCIエマージングの国別の構成比は以下の通りです。(2017/6/30時点)
新興国インデックスとは言いつつも、主要新興国(中国、韓国、台湾、インド、ブラジル)だけで全体の7割を占めています。

(出所:https://www.msci.com/documents/10199/c0db0a48-01f2-4ba9-ad01-226fd5678111)



2.インデックスファンドの勢力図

先進国株式・新興国株式・日本株式のインデックスファンドについて、信託報酬が低廉なトップ3をまとめてみました。(2017/7現在)

eMaxis Slimシリーズが最も低コストとなっています。インデックスファンドは運用の巧拙が運用実績に影響しづらいので、コスト(信託報酬)が低いことがファンド選びで最も重要だと考えています。その意味において、インデックスファンド投資はeMaxis Slimシリーズの一強時代になりつつあると思います。

世界経済インデックスファンドを2014年9月より積み立てしていますが、機会があればeMaxis Slimシリーズへの乗り換えを検討したいと思います。