JR西日本を泣く泣く損切り
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業績がなかなか回復しないため損切り
- 観光需要がなかなか戻らないことで新幹線の売上低迷が長引いており、新幹線で稼ぐ構造にあるJR西日本としては苦しい状況が続いています。首都圏の在来線や駅ナカ小売り事業など、新幹線以外の収益力も高いJR東日本は保有し続けますが、JR西日本のほうは泣く泣く損切りすることにしました。JR西日本は2020年の6月に平均取得単価6792円で300株購入していました。今回6100円で300株全て売却したので、207,600円の売却損となります・・😢
JR西日本とJR東日本の収益構造
- まずはJR西日本ですが、コロナの影響が限定的であった2020年3月期について確認すると、鉄道事業の旅客運輸収入8,568億円のうち、新幹線が4,412億円(51.5%)、在来線が(48.5%)という構成です。
- JR東日本については、鉄道事業の鉄道運輸収入17,928億円のうち、新幹線は5,655億円(31.5%)、在来線は12,272億円(68.5%)という構成です。JR東日本の在来線事業は首都圏の膨大な通勤通学需要に支えられており、JR西日本と比べ、JR東日本の方が新幹線のウエイトが低くなっています。
- コロナによる自粛生活も既に一年半となり、コロナがひと段落したら旅行をしたい!海外旅行はまだ心配だけど、国内旅行なら行きたい!という方は大勢いると思います。いつになるのかは分かりませんが、いずれは国内旅行ブームとなり、新幹線の売上も急増すると予想しています。新幹線事業のウエイトが高いJR西日本の方が将来の上振れの余地は大きいとは思いますが、ここで泣く泣く撤退です。