2020/08/08

KDDIを購入

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 KDDIを購入

  • 売却した住友商事の代わりという訳ではないですが、通信分野で国内2位のKDDIを3220円で300株だけ購入しました。KDDIは18年連続増益を達成するなど日本企業の中でも屈指の安定感があります。もちろん通信分野も格安SIMの普及など、将来的な事業リスクが全くないわけではないですが、過去の実績を信じ、ポートフォリオのスタビライザーになってくれることを期待して投資しました。

日本企業屈指の安定感

  • 十年以上に渡り連続増配を達成している企業は数多くありますが、連続増益は配当性向のような調整弁がなくなかなか達成できません。KDDIはリーマンショックのような不況下においても連続増益を達成しており、その安定感は日本企業で屈指だと考えています。

  • KDDIは、連続増益と合わせて連続増益も達成しています。なお、徐々に増配のペースが落ちてきていますが、無理して配当性向を上げる必要はないと考えていますので、必要な成長投資をしつつ、余力の範囲内で増配を続けてほしいです。

KDDIはコーポレートガバナンスのお手本

  • 経営指標には様々なものがありますが、自分としてはEPSが最大の関心事です。EPSでなくDPSでもBPSでもいいと思いますが、上場企業は「一株あたりの指標」を伸ばしていくことを意識すべきであり、あらゆる意思決定がEPS等の向上に結び付いている状態が、あるべきコーポレートガバナンスだと考えています。KDDIでは中期経営計画の最上位にEPS成長を明示しており、上場企業としてあるべきコーポレートガバナンスが徹底されていると考えています。
  • KDDIと比べると、KDDI以外の保有銘柄(三菱地所・三井不動産・JR東日本・JR西日本・丸紅)のコーポレートガバナンスにはまだ見劣りする部分があります。しかし、東証が定めたコーポレートガバナンスコード等が後押しとなり、三菱地所・三井不動産・JR東日本・JR西日本・丸紅のような大企業ではコーポレートガバナンスを改善が進みつつあります。KDDIのような経営をしてくれる日本企業が増加していくことを期待しています。