バンガード社の人気ETF、VTIを購入
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120ドルで10口購入
- ついに買ってしまいました。VTI上場以来の株価チャートで見ると、まだ2017年の水準に戻っただけで、ものすごく安いというわけではないですが。どこが底値なのか正しく予想できる気がしないので、少しずつ買い増ししていきたいところです。
VTIのポートフォリオ
- バンガード社のサイトで、VTIのポートフォリオ(2019年12月末時点)を確認してみます。
- VTIは全米国株に分散投資するETFで、3500銘柄程度に分散投資していますが、その中で上位10銘柄がVTIの運用資産の約2割を占めていることが分かります。最上位のMicrosoftは、5年ほど前はWindowsとOfficeのレガシーで持っているだけの会社で、そのうち衰退していくのではという論調が強かったと思いますが、クラウド化の流れにうまく乗って、ここ数年で評価が急上昇しています。また、第二位のAppleも、何度か潰れそうになった会社ですが、ここ10年ほどのiphoneの成功で時価総額100兆円を超えるような大企業になっています。
- 比較のため、バンガード社のVOOのポートフォリオ(2019年12月末時点)も確認していきます。上位10銘柄の名前はVTIと同じですが、MicrosoftではなくAppleが最上位になっている点、各銘柄の割合が高くなっている点が特徴です。
- VTIもVOOも時価総額比例型のインデックスなはずなので、AppleとMicrosoftの順位が逆転しているのは少しおかしい気がします。細かい点なので気にしてもしょうがないですが。
数あるETFの中でVTIを選んだ理由
- まず、「売買手数料が無料」というところが大きいです。米国株投資においては、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社が人気だと思いますが、この3社とも一部のETFの売買手数料を無料にしています。VTIは売買手数料無料ETFの一つであり、どこまで値下がりするか分からない相場において、少しずつ時間分散して投資する際や、毎月一定額を積立投資する際に使い勝手がいいです。
- 次に、「究極の分散投資」という点もVTIを選んだ理由です。MicrosoftやAppleのここ数年の成功のように、一社一社の栄枯盛衰を完全に予想することは不可能と考えています。特に米国は資本主義経済が根付いており、衰退産業から成長産業へスピーディーに資本や人材が移り変わるため、長期投資において新興企業の成長を確実にとらえるという意味で、米国株式市場全体に広く分散投資できるVTIを選びました。