2017/10/18

米国株ブログの増加はバブルのサインか?

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1.米国株ブログが増加している

このブログは2013年に始めました。当時は、米国株に特化したブログはかなり珍しく、ブログ村(リンク)にも50か100ほどしか、米国株ブログは登録されていませんでした。

しかし、ここ一年ほどで、ブログ村に登録しているブログ数が大きく増加し、現在、米国株ブログは276も登録されています。

SBI証券の米国株取引手数料引き下げなど、米国株投資の環境が整ってきたことも米国株の人気の一因だと思いますが、主因は、米国株が上昇を続けている点にあると思います。

ついつい、2008年の金融危機の前の、円安バブルや新興国株バブルを思い出し、米国株がバブルではないかと心配してしまします。


2.株価は確実に割高となりつつある

以下は米国株のシラーP/E(株価を直近10年平均の利益で割った値、高いほど株価が割高)の推移です。シラーP/Eは、1920年代の大恐慌を超え、2000年代前半のインターネットバブルの水準に近づきつつあります。現在の状況は、後にバブルだったと呼ばれてもおかしくないものです。

(出所:http://www.multpl.com/shiller-pe/)


3.バブルでの株との向き合い方

バブルのブームに乗って資金を投入していくと、バブル崩壊時に大きな痛手を負うことになります。一方、全く買い増しをせずにおいても、現金が過剰に積みあがってしまい、投資効率が落ちてしまいます。

難しい状況ですが、以下の方針で向き合っていきたいと考えています。

・ 株価指数(インデックスファンドやETF)への投資は慎重に
・ 短期的な変動で割安となった個別銘柄を購入
・ 暴落に備えて現金を徐々に積み上げる