米国連続増配株式の代表的なETFといえば、VanguardのVIGです。
その構成銘柄について、年初来リターンのベスト3とワースト3を調べてみました。
1.ベスト3
(1)Albemarle 年初来+63.36%
リチウム製品などが有名な化学品メーカー。
2015年頃まではVIGと同じような値動きですが、2016年以降急騰しています。
2015年頃まではVIGと同じような値動きですが、2016年以降急騰しています。
(2)Bob Evans Farms 年初来+61.32%
レストラン運営。
2016年頃まではVIGと同じような値動きですが、2017年以降急騰しています。
2016年頃まではVIGと同じような値動きですが、2017年以降急騰しています。
(3)Westlake Chemical 年初来+52.73%
2.ワースト3
(1)AmTrust Financial 年初来-47.70%
(2)Kroger 年初来-39.16%
小売り、スーパーマーケット・ドラッグストアなど。
2016年まではVIGを大きく上回ってきたが、2017年に急落。
小売り、スーパーマーケット・ドラッグストアなど。
2016年まではVIGを大きく上回ってきたが、2017年に急落。
(3)ATN International 年初来-32.95%
通信、カリブ海諸国で事業展開。
2016年まではVIGを上回ってきたが、2017年に急落。
通信、カリブ海諸国で事業展開。
2016年まではVIGを上回ってきたが、2017年に急落。
3.分かること
(1)連続増配株と言えど、浮き沈みはある。
VIGの構成銘柄は10年以上連続増配している銘柄です。10年の連続増配は、相応に業績が安定していなければ達成できません。実際、2017年のワースト3銘柄は、いずれも、2016年まで堅調だった銘柄ですが、2017年に株価が急落しています。また、2017年のベスト3銘柄についても、2016年まではVIGと同じような値動きで、2017年に株価が急騰しているパターンが目立ちます。
(2)安定を求めるならインデックス
ベスト3とワースト3が比較相手なので当然と言えば当然ですが、VIGの株価推移(赤)がとても安定して見えます。個別銘柄投資は大きなリターンも狙えますし、銘柄選びもおもしろいです。ただし、サラリーマンをしながら余暇でまったり投資することを考えると、インデックスの安定感は魅力です。
(2)安定を求めるならインデックス
ベスト3とワースト3が比較相手なので当然と言えば当然ですが、VIGの株価推移(赤)がとても安定して見えます。個別銘柄投資は大きなリターンも狙えますし、銘柄選びもおもしろいです。ただし、サラリーマンをしながら余暇でまったり投資することを考えると、インデックスの安定感は魅力です。