2017/10/09

野村・大和・三菱UFJが信託報酬引き下げ!積立NISAスタートに向け、投資信託の値下げ競争が激化

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1.野村・大和・三菱UFJが信託報酬引き下げ!

積立NISAスタートが近づく中、大手資産運用会社が次々と信託報酬の引き下げを発表しました。野村はつみたてシリーズの販売開始、大和はiFreeシリーズの値下げ、三菱UFJはeMaxis Slimの値下げです。

積立NISAでのシェア争いが、信託報酬引き下げの形で投資家にメリットをもたらしています。金融庁が値下げをするよう資産運用会社に圧力をかけているのでしょうか、投資家には嬉しいですね。



2.たわらノーロードは再値下げするか?

先月、みずほ銀行系のアセットマネジメントONEが、2017年12月30日より、たわらノーロードの信託報酬を引き下げると発表しました。(リンク

しかし、2017年12月30日を迎える前に、野村・大和・三菱UFJが更なる値下げを行ってしまい、たわらノーロードの魅力は低下してしまいました。2017年12月30日に向け、「たわらノーロード」が更に対抗値下げをするか注目していきたいです。


3.低コスト投資信託まとめ(2017年10月9日時点)

資産クラスごとに、信託報酬(税込み)が安い投資信託をまとめました。国内投資家の人気が高く、資産が集まりやすい日本株式が最激戦区となっています。

個人的には「野村つみたて外国株」という、日本以外の全世界の株式に分散投資する投資信託に注目しています。日本株はあまり選好していないので、積立NISAはこのファンド一本でいこうかと考えています。

(1)日本株式
・三井住友 日本株インデックス 0.1728%
・三菱UFJ eMaxis slim 国内株式 0.1836%
・大和 iFree TOPIX 0.1836%
・大和 iFree 日経225 0.1836%
・野村つみたて日本株 0.1836%

(2)先進国株式
・三菱UFJ eMaxis Slim 先進国株式 0.2052%
・大和iFree外国株式 0.2052%

(3)新興国株式
・三菱UFJ eMaxis Slim 新興国株式 0.3672%
・大和 iFree新興国株式 0.3672%

(4)米国株式
・楽天 全米株式 0.1696%(うち、VTIの信託報酬:年0.04%)
・大和 iFree S&P500 0.2430%
・大和 iFree NYダウ 0.2430%
・たわらNYダウ 0.2430%

(5)全世界株式
・野村つみたて外国株 0.2052% ※先進国(日本除く)および新興国
・楽天 全世界株式 0.2396%(うち、VTの信託報酬:年0.11%)
・三井住友 全海外株 0.27% ※先進国(日本除く)および新興国