中国のEC&クラウド最大手、アリババ(BABA)を買い増し
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197ドルで20株買い増し
- アリババ(BABA)はECとクラウドで中国最大手という、Amazonによく似た企業です。本家Amazon同様、コロナの影響下でもあまり株価を下げておらず、安値待ちに安値なしとなりそうでしたので買い増ししました。BABAはもともと平均単価170.34ドルで50株だけ保有していましたが、今回198.5ドルで20株買い増ししましたので、現在の保有は平均単価178.38ドルで70株となりました。
BABAの業績推移
- まずP/Lの状況。売上高は指数関数的に伸びていますが、営業利益や純利益は指数関数的というよりも直線的な増え方をしており、利益率の低下を示唆しています。
- 続いてB/S。Goodwill(のれん)が増えつつあるのは気になりますね。今のところは大丈夫ですが、仮に利益率が落ちてきた場合は急にのれんを償却という事態もありえます。
- 次は利益率の推移。営業利益率(青)や純利益率(赤)が少し低下傾向にある点が気になります。また、ROEは20%を下回っており、想像より低いです。
- 発行済み株式数。ほぼ横ばいで推移しています。成長過程の企業なので、横ばいでも御の字です。
- 最後に一株データ。EPSは順調に成長中。2016年は一過性の利益で膨らんでいますが、それを除くと直線的に伸びています。
- 先ほどNasdaq(リンク)のEPS forecastを確認したところ、2020年3月末:5.88、2021年3月末:7.29、2022年3月末:9.36、2023年3月末:14.64ドルとなっていました。ROEが20%を切っているので、このEPS forecast通りのペースで増益できるのか?と少し疑問になりますが、少し下回ったとしても、十分満足できる増益スピードです。